« 2005年12月27日 | トップページ | 2006年1月1日 »

2005年12月30日の1件の記事

2005-12-30

アイチューンズ(株)の未熟さがレコード会社の参入を遅れさせている?

2005年も、もう残りわずかになりました。
また聞き情報なので正確度は?ですが・・・
ちょっと面白い話を聞いたので、お知らせします。
victorlogo

あいかわらず、iPodの売れ行きはトップを快走しているようです。
iPodの快進撃の要因の一つはiTunes Music Store(iTMS)が日本にやっと上陸したことでしょう。
ビクターエンタテインメント(株)も12月にiTMSに参入して、iTMSのラインナップ充実度も一歩前に進みました。

ところで、日本のiTMSに楽曲を提供すると、アップルではなくアイチューンズ(株)というアップルの子会社とやりとりをする事になります。
しかし、日本のレコード会社からはアイチューンズ(株)の対応に驚いているようです。

音の専門家にしてみれば、圧縮するとはいえ、音のマスターから作業するものだと思っていたところ、アイチューンズの担当者からはCDを貸してくれればエンコードすると連絡があったようです。
なるほど、楽曲のエンコードはアイチューンズがやってくれるんですね。

しかしどうもエンコードはCDから普通のiTunesでエンコードしてくれるような印象だったそうです。

iTMSで販売されている楽曲はAAC128kbpsに圧縮が統一されているのだから、CDからエンコードしてもあまり音質は変わらないかもしれませんが、そこは音を専門に扱っているプロの技術者たちにしてみれば、考えられない事なのかもしれません。
だいたい、レコード会社では、CDに収録してある音質以上のマスターを持っているわけで、できるだけ良い音にするのが任されたプロの使命かもしれません。

しかし、こうしたプロの目からはどうみても、アイチューンズの担当者の言動が趣味レベルの人にしか見えなかったようです。
プロの技術者からは、民生用のiTunesそのものを使用して民生用の音であるCDから変換するなんて、考えられなかったようです。

結果として、ビクターエンタテインメントはK2という技術を使って音に特徴を持たせましたね。
これが日本の企業の姿勢なんですよ。
こうした部分に理解がないと、他の日本のレコード会社の参入はますます遅れるのではないでしょうか?

アイチューンズのこうした対応が日本での参入メーカーが増えない理由にもなっているかもしれません。
アメリカのやり方が日本で通用しないことをAppleはMacでもいろいろ経験しているはずなのにね。

« 2005年12月27日 | トップページ | 2006年1月1日 »