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2010-01-01

謹賀新年 新年早々「アバター」鑑賞

あけまして おめでとうございます
2010年もよろしくおねがいいたします

新年早々、川崎のラゾーナ川崎内にある109CINEMAS 第7スクリーンで、IMAX 3D「アバター」日本語吹き替え版を見てまいりました。
飛び抜けてすばらしい作品と言うことはありませんでしたが、162分と長尺の割にとても良くできた娯楽大作でした。

IMAX 3D
これまでIMAX経験は新宿髙島屋内にあった新宿テアトルタイムズスクエアがIMAX専用劇場だった頃、「スターウォーズ」の音響担当であった、ベン・バート監督の「スペシャル・エフェクト」(2D作品)(1996年日本公開は1997年)以来。
川崎109のIMAXシアターのスクリーンサイズは新宿に比べ小さく感じました。
IMAX専用作品として作られた「スペシャル・エフェクト」が70mmフィルム1.44:1サイズなのと比べ「アバター」はIMAX版以外もあって、通常2D版が2.35 : 1 なのをIMAX版では1.78 : 1 なので、若干縦が短いので小さく感じたのかもしれません。(映画のスペックはIMDb調べ)
さて、私としては筑波科学万博、東京ディズニーランド、ユニバーサルスタジオ(オーランド)等のアトラクション以外で長時間の3D映画を見たのは初めて。(ユニバーサルスタジオではキャメロン初3D作品の「T2 3D」も見てきました)
普段かけているメガネの上から二重にメガネをかけましたが、特に問題なし。
3Dの立体感ですが、まぁこんなもんでしょう。
数十分のアトラクション映像と違い、今回の「アバター」は2時間30分以上。
この時間内でどっかんと飛び出す映像だらけではきっと目が疲れてしようがないかも。
何気にとても効果的だったのは
ジャングル内に浮遊している小虫、印象的なクラゲのような生物など、視界の隅にほんの少し見切れる小さな物体。
これはとても自然に飛び出し感を感じました。
(もしかすると、こうした細かい浮遊物に立体感があることに気がついたのは、キャメロン監督による深海IMAX 3D作品の監督経験からかもしれない・・・)

撮影はHDCAM(つまりハイビジョンビデオ)にもかかわらず、IMAXスクリーンで見ても粒状等に不満はありませんでした。(キネマ旬報に大口孝之氏による解説があるが、キャメロンの3Dカメラは最初SONYのハイビジョンビデオカメラ2台を改造して使っていると書かれていた)

109CINEMASで貸してくれるIMAX 3D用のメガネは左右で若干色の違う偏光板を使用。
スクリーンの明るさも十分と感じました。

「アバター」のVFX
キャメロンとスタン・ウインストンが創設者であったデジタメ・ドメイン社は既に売却しているそうで、この映画のVFXは担当していない。
VFXはILMやニュージーランドのWETAが担当。
ナヴィの住人は当然フルCGなわけですが、まったく違和感の内自然なCGでした。
この違和感がまったく感じない映像を作れたことが最大の成功でしょう。
大口氏の解説によると、ナヴイの住人のコンピュータグラフィックスはWETAによるものだそうだ。
なお、ILMで長年活躍されている上杉裕世氏はパンドラの景色などを担当しているらしいが、スタッフクレジットで名前を見つけることができなかった。

「アバター」の音楽
キャメロンとは「タイタニック」でもコンビを組んだジェームズ・ホーナーが音楽を担当。
ホーナーとキャメロンは共に若き日にはロジャー・コーマンの門下生として働いていたことがあり、「宇宙の7人」で、キャメロンが美術(特撮含む何でも屋)、そしてホーナーが音楽を担当していたので、おそらくは旧知の仲なのではないでしょうか。
「宇宙の7人」はキャメロン監督作ではないので、監督と音楽として二人のコンビ作は「エイリアン2」、「タイタニック」に続く3作目とあまり多くはありませんね。
実は今日映画を見る前にサントラCD入手していたので、聞いていたのですが曲調はまんま中南米サウンド。
もし、この作品を売れっ子ハンス・ジマーに依頼していたらアフリカンなサウンドになっていたでしょうから、それよりは良かったかな。
ここのところ作品数が減ってしまったホーナーですが、近作に「アポカリプト」があるので、そのイメージを引きずったかな?
曲調は、ホーナーの過去の旋律やアレンジが顔を出し懐かしさも感じられるサントラに仕上がっていますが、新味がないというか、ちょっと残念な感じかな?
「タイタニック」同様主題歌付サントラですが、「タイタニック」程のヒットは難しそう。



ところで、コーマン門下生のなかには、自作にコーマンをカメオ出演させる人がいます。
「羊たちの沈黙」「レイチェルの結婚」でジョナサン・デミ、「アポロ13」でロン・ハワードがお世話になったコーマンに台詞がほんの少しある役を振っていますが、キャメロンはまったくありませんね。
逆にコーマン時代を消し去りたいと感じる所もあります。
その代わり、「ターミネーター」でVFXを担当したのスタン・ウインストンに対しては今作でも敬意を表しているようです。
日本でキャメロンとウィンストンのふたりによる講演を聞いた時もふたりの呼吸はぴったりでした。
ナヴィ人の造形はスタン・ウインストンスタジオによるもののようです。

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コメント

あけましておめでとうございます。
初めてコメントさせていただきます。
私も箕面の109CINEMASでIMAX3D「アバター」鑑賞しました。
長かったですが、とても楽しめました。
IMAXは音も良いですね。羽虫が耳元に。
私はIMAX3Dはサントリーミュージアムでの鑑賞経験があったので
あのようなモノかと思っておりましたら、画面が小さくて驚きました。
調べましたら、サントリーミュージアムのものは世界最大級とか。
あの巨大画面で「アバター」が観たい!と思ってしまいました。
サントリーミュージアムは今年年末で休館とのこと。
終わってしまう前に上映してくれないかなぁと夢想しています。

かおりさん、
コメントありがとうございます
「アバター」のIMAX版は確かに音も良かったです。
川崎の109では、低音もほどよく響いて、良く行くユナイテッドシネマの音響より楽しめました。

サントリーミュージアムって天保山にある劇場ですよね?
東京にIMAXシアターができるずっと以前からあって、あこがれておりました。
でも休館になるのですか・・・
残念です。
サントリーミュージアムで「アバター」の上映されると良いですね。

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